・人生は不平等だと感じている
・努力すれば、必ず報われると信じている
皆さんは、人生ゲームをプレイしたことがありますか?
昭和生まれの人はボードゲームとして、平成生まれの方は、ゲーム機でプレイした人が多いと思います。
私は、この人生ゲームというものが、ほぼ人間における人生と同じだと感じています。
いや、むしろルーレットだけで決まる人生ゲームの方がよっぽど平等な社会だとも感じているぐらいです。
今回は、私がそう思える理由と、アラフォーまで生きてきた実感を交えて、記事にします。
人生ゲームとは?

知っている方も多いと思いますので、ここでは簡単な解説に留めておきます。
人生ゲームとは、いわゆる、すごろくを人生に歩みに例えたゲームです。
すごろくは、古くからあり、日本では、今の形にほぼ近いものは江戸時代に完成されていました。
但し、人生ゲームは、サイコロの代わりにルーレットを使います。
ルーレットで、進めるマス目が決まり、止まったマス目にかかれているイベントが起きます。
イベントは全て、人生になぞらえており、学業、就職、結婚、起業など、多岐にわたります。
つまり、ルーレットの出目(=運)だけで、人生の全てが決まってしまいます。
しかし、全部が運かというとそうでもなく、各イベントやマス目では、選択肢が存在する場合があります。
例えば、茨のルートを進むか、一発逆転のルートを選ぶかなど、少しだけ決断力が問われます。
感覚的な話ですが、体感として、運が9割、決断力が1割程度でしょうか。
人生ゲームと人生の相関について
子供の頃の私は、純真で人生ゲームは、あくまでエンタメであり、運ばかりで人生が決まるわけはないと思っていました。
また、人生ゲームは努力が関係ないので、非常に不平等な社会だなとも感じていました。
しかし、大人になり、人生を歩んでいくにつれて、考え方は、大きく変わりました。
アラフォーなので、平均寿命でいうところの、約半分の人生を過ごしました。
その結論として、人生ゲームと人生は、ほぼ同じであると思っています。
運だけでほぼ決まってしまうという点が一緒だと感じるし、むしろ人生ゲームの方が完全平等社会でもあると思います。
次章でその理由を年代別で考えます。
生まれてから、幼年時代まで
まず、生まれた瞬間にあなたのステータスがおおよそ、決まります。
寿命
その人が、交通事故等に遭わない限り、おおよそ生きられる人生の長さが決まります。
長寿の家系なのか、短命の家系なのか、遺伝子レベルで刻み込まれています。
当然、その後の食生活や運動習慣でも多少の誤差は生じますが、やはりおおよその範囲は決まってしまいます。
これほど、不平等なことはありません。
人生ゲームでは、ゲーム性を考慮し、誰もがほぼ同じだけの人生を歩むことができるため、実際の人生よりよっぽど平等と言えます。
能力
残念ながら、各人の能力がどれだけ伸びるかは、持って生まれてポテンシャルでおおよそ決まってしまうということが、わかっています。
しかし、懐疑的に思う方も多いと思います。
運動神経の差は埋められないが、頭脳の差は勉強で埋められると。
ですが、頭脳も運動と全く一緒なのです。
よく、努力して、勉強し続ければ、天才にはなれなくとも秀才レベルには到達できると考えがちですが、それは間違いです。
なぜなら、努力し続ける能力すら、持って生まれた能力だからです。
この辺の詳細は、マイケル・サンデル著「運も実力のうち 能力主義は正義か?」でいずれ紹介しようと思います。
少しだけ解説しますと、学習には、様々なの能力が必要となります。
暗記力、集中力、理解力、論理力、読解力・・・
一見、努力という簡単な言葉で片づけてしまいますが、勉強もスポーツも同じように持って生まれたセンスや能力が大きく左右するのです。
どんなに努力をしようが、誰もがプロスポーツ選手に成れないように、誰もが東大にはいれるわけではありません。
元々ポテンシャルがあり、かつそれを伸ばした人だけなのです。
誰もが、ルーレット次第で有名大学&エリートサラリーマンやプロスポーツ選手に成れるチャンスがある、人生ゲームとは大違いです。
容姿
その時代にマッチした容姿に生まれた子供は、それだけで大きな武器となります。
ある程度整った容姿でなければ、就けない職業も多数(アイドル、俳優、モデル、・・・)ありますし、美男美女が得することは、いつの時代でも一緒です。
もちろん、人生ゲームでは、容姿の差異は影響受けません。
環境
いわゆる親ガチャですね。
両親の持っている財力は、人生のスタートダッシュに大きく影響します。
もしも、同じ能力で生まれた子供がいたら、親の経済力の差が影響を与えます。
持って生まれた能力の差が一番大きいのですが、少なくとも財力が無ければ、有名私大には入学できません。
また、アメリカの某有名大学では、親の年収が平均2000万円代となっており、実情を反映しています。
そして、言わずもがな、大金持ちの家系に生まれれば、少なくとも生涯お金に困る可能性は低いでしょう。
人生ゲームでは、最初の資産は、皆一緒ですので、この点も大きな差です。
取り上げた項目はほんの一部ですが、それでも生まれた時点でこれだけの差はあります。
凄まじいですね。
次回、学生時代編に続きます。

