・質素倹約が大好きで苦じゃない
・若くしてFIREしたい
・現状がツライ
・低収入
STEP4.の番外編です。
今が辛すぎて、どうしても今すぐにセミリタイア/FIREしたい人に向けた内容になっています。
また、低収入のため、「そんなに貯金できない!」という方も必見です。
貧乏FIRE/貧乏セミリタイア
俗にいう「貧乏FIRE/貧乏セミリタイア」ですが、私が調べた平均的な値で定義したものが以下です。
(貧乏FIREではなく、正しくは貧乏サイドFIREですが、ここでは通りが良い方を使っています。)
- 資産は1000万円以下である
- 生活費が月10万円以下である
- 生活費の一部分は労働/副業収入で補填する
果たして、この条件でほんとうにFIREが可能なのでしょうか。
生活費の内訳
月10万円以下で生活する場合、以下のような内訳になります。
極限パターンは、田舎暮らしを想定、ノーマルは都市部の郊外を想定しています。

家賃は、田舎や郊外の築年数が古めの物件になります。
光熱費は、ALL自炊となるため、これ以上は下げるのは厳しいでしょう。
過度な冷暖房は禁物です。
家賃を1万円以下にするため、あまりにド田舎を選択すると逆に光熱費(都市ガスが無い等)が高くなるため注意!
通信費は必ず払うべきです。
web上には、Youtube等、無料のエンターテイメントに溢れています。
遊興費としての費用対効果としては抜群です。
食費はもちろんALL自炊前提です。
簡単な家庭菜園をすると10000円以下でも可能ですが、食べることが好きな方は、食費を削り過ぎると生活に支障をきたすので、ほどほどにしてください。
遊興費や雑費は、節約の見せどころです。
無料のエンターテイメントやコスパの安い趣味を持てるかがカギになります。
やはり読書がおススメです!
図書館を駆使すればタダですから。
理髪や化粧品、生活消耗品など、人によってかなりばらつきがあるでしょう。
国民健康保険ですが、年齢や市町村などの条件によって、多少の差があります。
また、国民年金ですが、低所得者に適用される納付猶予や免除の条件次第で変動します。
ここでは、両極端な例を紹介してますが、各々の状況に応じて食費をアップし、家賃を抑えるなど調整してください。
労働収入はどれくらい必要か
1000万円を年率4%で運用すると、配当収入は年40万円です。
税引き後は、32万円となります。
(配当の税金は源泉徴収ではなく、労働収入を含めて、確定申告すれば低所得の恩恵でもっと節税できます。)
月当たりで計算すると、約2.5万円となります。
つまり、必要な労働収入は以下の通りです。

この必要な労働収入を少ないと思うか、多いと思うかで、貧乏FIRE/貧乏セミリタイアに踏み切れるかどうかが決まります。
どのような生活スタイルになるか
21年度の厚生労働省発表の最低労働賃金の全国平均値は930円/時間です。
月当たりに必要な労働時間を算出すると以下です。

恐らく、ほとんどの方が、ノーマルパターンであっても、月当たりの労働時間は今より半分以下になります。
仮に、1回5時間程度のアルバイトをした場合、

となります。
ノーマルパターンの生活費をもう少し削ったり、1日の労働時間を6時間以上にすれば、週休4日以上の生活スタイルも可能です。
さらに日々のストレス、緊張感、責任などの重圧からも解放されるため、質素ですが心のゆとりはかなりもてるでしょう。
月たった7万5千円で実際に生活している方の具体的な生活スタイルは、図書の杜の第2回で紹介した本に書かれていますので、これを読むとイメージできます。
最後に
如何でしたでしょうか。
私自身、実際に貧乏FIRE/貧乏セミリタイア生活をされている方を調べてみた感想としては、できる人は限られるなと思いました。
正直かなりの質素倹約な生活となります。
それに対して、全く苦痛を感じない方にしかおすすめはできません。
しかし、
心に相当なストレスを抱えており、今すぐにでも会社生活から抜け出したいと思われている方もいらっしゃると思います。
中々ハードルは高いですが、一つの選択肢として、考えてみてはいかがでしょうか。

