・毎月の積立投資金額を捻出するとお金が残らない
・毎月の積立投資金額が目標に達してない
毎月の積立金額を捻出するとほとんど手元にお金が残らない場合、生活に余裕が無く、それがストレスになり、セミリタイアする前に挫折しかねません。
今の固定費を見直し、余裕しろを作ります。
また、元々余裕がある場合は、積立投資額を増額することで、目標達成を早めることができます。
「自分は低収入ではないから大丈夫!」という方も、必ず、一通り確認ください。
まだ、やれていないことがあるかもしれません。
固定費の内訳
まず、固定費を費目ごとに分類します。
代表的な固定費は以下のとおりです。
| 固定費の費目 | 内容 |
|---|---|
| 住居費 | 住居にかかる費用(賃貸料金、共益費)全て |
| 水道・光熱費 | 生活インフラ(水道、ガス、電気代) |
| 通信費 | インターネット、スマホの通信費 |
| 保険料 | 生命保険、火災保険、疾病保険、学資保険等 |
| 自動車関連費用 | 駐車場代、自動車税、自動車保険、車検、メンテナンス |
| 教育費 | 習い事、スクール、通信教育など |
| サブスク費 | 定額制の新聞、雑誌、CATV、アプリ、衛星放送など |
以下ではそれぞれについて、どのように節約すればよいかを考えていきましょう。
住居費の節約
ここでは、持ち家ではなく、賃貸を想定した話になっております。
よく、賃料は手取り収入の3分の1程度が望ましいと言われますが、その考え方では全く節約はできません。
今の自分の環境において、必要最低限の賃貸を選択できれば、月数万円、年間で数十万円の節約が可能です。
家賃を下げるポイントは以下の通りです。
| 項目 | 削減ポイント |
|---|---|
| 築年数 | 新築の賃料を100%とした時、築10年で約90%(1割低下)、築20年で約80%(2割低下)となる調査結果があります。(データ参照元:三井住友トラスト基礎研究所 経年劣化が住宅賃料に与える影響とその理由) また、過去に建築基準法は、1981年と2000年に大きく改定されています。 築20年であれば、2000年代以降の建築となるため、築年数は削減ポイントになります。 |
| 広さ・間取り | 必ず、今必要なサイズにすべきです。 一人暮らしなら、1R、1K、1DK。 二人暮らしなら、1LDK以上。 将来のことを考えて、必要以上の大きさを選択すると、それまでの賃料は無駄になります。 今の状態に合わせて、部屋のサイズを変更できるのが、賃貸の最大のメリットです。 今の暮らしが変わった時に、引っ越しすれば良いです。 |
| 内装 | デザイナーズマンションを選択した時点で、賃料が数万円跳ね上がります。 どんなにオシャレな部屋を選択したところで、1~2年で飽きます。 通常の内装にすべきでしょう。 |
| 立地 | 都市によって、大きく異なりますが、駅から10分以内の立地における賃料を100%とすると、駅から10分~20分以上距離で約90%(1割低下)となります。 この程度の距離であれば、歩くことで運動になりますし、自転車なら数分で移動可能です。 在宅ワークが中心であれば、なおのこと削減ポイントになります。 |
| 設備 | 設備を簡素なものにすれば、1万円前後の節約が可能です。 しかし、オートロックや宅配BoXなど、この手の便利機能を削減すると、生活が非常に面倒になります。 また、女性の一人暮らしなどはセキュリティ必須です。 ここは、特段の事情が無い限り、自分にあった設備をつけることをお勧めします。 |
賃貸条件の見直しで住居費は、1割から3割程度(8万なら5~6万へ)の節約が可能
水道・光熱費の節約
電気会社の変更や契約の見直しをすれば、月数百円の節約が可能ですが、それよりも生活家電を最新式のモノに変更した方が、電気代が大きく節約できます。
2000年代から各メーカーでeco家電の争いが始まり、年々電気代が下がっています。
以下は、資源エネルギー庁が掲載している電気代の比較です。
引用元:省エネ型機器の現状 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/choice/
上記のとおり、10年以上経過した家電については、最新家電に置き換えることで約20~80%の電気代節約できます。
是非、買換えを検討しましょう。
古い家電を買い替えることで、場合によっては月1000円~2000円程度の電気代を節約可能
通信費の節約
通信費は、固定回線とモバイル回線の二つがあります。
固定回線
まず、固定回線についてですが、以下の三つをご検討ください。
- 無料Wifiが提供される住居を選択する
- モバイルWifiを選択する
- 思い切って解約する
①について、最近の住居では既に無料Wififがついてくる場合があります。
また、築年数が古いところでも、入居者を増やすため、後付けされているところもあります。
そういう住居であれば、固定回線の費用を節約できます。
逆に家賃が5000円以上(固定回線の費用)高くなっている場合は、やめましょう。
②について、WiMaxなどのモバイルWifiの場合、光回線などと比較して、価格が安いものが多数あります。
値段も最大で4000円以上の開きがあります。
また、WiMaxなら固定回線としての利用だけでなく、携帯もできるため出先でも利用できるます。
| 項目 | 価格帯(22年調べ) |
|---|---|
| WiMaxの主要各社 | 1500円~4000円 |
| 光固定回線の主要各社 | 4000円~6000円 |
③については、覚悟が必要です。
家庭用の固定回線を無くして、スマホ(携帯用回線)一本に絞ります。
非常に人を選ぶので、可能な方のみ実践ください。
モバイル回線
これは、各安Sim一択です。
最大で、半額近い開きがあります。
私が楽天モバイルに切り替えた記事もありますので、ご一読ください。
| 項目 | 価格帯(22年調べ) |
|---|---|
| 大手キャリアの通信費 | 3500円~7000円 |
| 格安Simの通信費 | 1000円~3500円 |
保険料の節約
ここでは、自動車保険以外の保険の節約について、記載します。
最初に結論です。
保険はほぼ公的補助で代替できます。

では、詳細について、触れていきます。
まずは、保険の種類を理解しましょう。
| 保険の種類 | 内容 |
|---|---|
| 生命保険 | 契約者が死亡時に保険金を受け取ります |
| 医療・傷害保険 | 契約者が病気またはケガ(後遺症残る)をしたときに保険金を受け取ります |
| 介護保険 | 契約者の親族に介護が必要になったとき、介護費用として保険金を受け取ります |
| 学資保険 | 契約者の子供が、進学時に積み立てた保険金を受け取ります |
| 火災・地震保険 | 契約者の自宅、家財が火災や地震で被害を受けた場合に保険金を受け取ります |
| 就労保険 | 契約者が病気/ケガなどで働けなくなったときに保険金を受け取ります |
次に公的補助の状況を見てましょう。
| 保険の種類 | 公的補助 |
|---|---|
| 生命保険 | なし (一部自治体で数万円程度が給付される場合あり) |
| 医療・傷害保険 | 高額医療費制度、障害年金(全年齢) |
| 介護保険 | 公的介護保険 |
| 学資保険 | 奨学金制度 |
| 火災・地震保険 | なし (但し、大規模災害時は国や自治体から補助有り) |
| 就労保険 | 失業保険、生活保護 |
なんと、ほとんどの場合、公的補助があります。
我々は日々税金を納めておりますので、それが保険金と同じなのです。
あえて、二重で保険をかける意味があるでしょうか。
ご家族がいる場合は、生命保険の掛け捨てのみに絞るのも良いかもしれません。
保険は必要最小限にすれば、5千円程度に収まります。
最後に
前編は以上です。
今回ご紹介した内容は、必ず全てを実行しないといけない訳ではありません。
各々の価値観に合わせて、自分にできるものを適用してください。
特に住居変更は、生活スタイルに大きな影響を及ぼします。
また、一度に全部変更するのではなく、半年~1年にかけて、じっくり変更していくことをお勧めします。


